白で表現される心理
白は、お好きですか?
白のイメージを学生さんに聞くと
◎無
◎清潔感
◎清楚
◎軽い
◎何もない
などという言葉が多くあげられます。
白で表される気持ちは、
「頭の中が真っ白になる」
「真っ白に燃え尽きる」
など、何も考えられない場面でよく使われます。
白は「無彩色」。
ひとつひとつの感情に彩りがあるならば
心が漂白されたように、心理的に彩りを失った状態といえます。
白は色の中でも、最も軽い色でもあるので
ふわふわと軽い気持ちとも。
空に浮かぶ雲や、漂う綿毛のように・・・
いずれにしても、無の境地といったところでしょうか。
白から影響される心理
白は、その清らかなイメージから、
儀式などの静粛な場面などにも使用されています。
何色にも染まらない、けがれなき白。
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だから「純白のウェディングドレス」を身につけると、気持ちが浄化されて
新しい人生へ踏み出す決意が生まれるのかもしれませんね。
真っ白な雪原に足を踏み入れるような
凛とした気持ちにも
何もない、ということは
これから生まれる、ということでもあるので、
いろいろな可能性を秘めていて
新規一転、がんばろうという気持ちを押してくれる色でもあるのでしょうね。
あなたが白を手に取りたくなる時は、どんな時でしょうか。
※一般的な白の色彩心理のお話です。感じ方には個人差があります。