黄色で表現される心理
黄色は、好きですか?
令和元年初の一般参賀で、皇后雅子様がお召しになられていた鶸色のドレスが話題になっていましたね。
ご婚約会見でのお召し物もパステルイエローだったことから、「勝負カラー」などとも言われています。
黄色って、どんな色なのでしょうか?
黄色からイメージされることは?と学生さんに聞くと
◎明るい
◎元気
◎あたたかい
◎光
などというワードがよく出てきます。
有彩色の中で、最も明るい黄色。
太陽光そのものの色であったりもしますよね。
「希望の光」などという言葉もあるように、
明るさは何かが始まるワクワクするような期待感にもつながります。
陽光に満ちた新しい世界へ一歩踏み出すような、そんな気持ちの時に
手に取りたくなるのが黄色。
また、黄色は暖色。あたたかさを感じる色でもあります。
同じ暖色の赤ほど、強いエネルギーではなく、優しいエネルギーの黄色。
新しい時代への最初の一歩だから、
雅子様は大切な節目に黄色を選ばれたのかもしれませんね。
黄色から受ける影響
では、黄色を見た時、あなたはどんな印象を受けますか?
赤と同じように、黄色は様々な色の中にあっても、目に飛び込んできやすい色です。
「進出色」といいます。
だから、小学1年生のランドセルカバーや、帽子に黄色を使いますよね。
いろんな色が混在する道で、誰からも目に留まりやすく、安全につながる色だからです。
黄色からイメージされる言葉に「元気」というワードがあったように
元気に飛び出してくる色が、黄色です。
様々な色覚の方がいる中でも、黄色は目立つ色です。
遠くからでも認識できる色だから、一般参賀でも、雅子様を見分けやすかったのではないでしょうか。
その黄色を目にした人は、なんだか明るく元気な時代になりそうだなと感じたかもしれませんね。
明るく元気になりたい時、黄色を身の回りに使うといいかもしれませんね。
※一般的な色彩心理のお話です。感じ方には個人差があります。