黒の心理

色の心理

黒で表現される心理

黒は、お好きですか?

黒のイメージを聞くと

◎無
◎高級感
◎強い
◎重い
◎かっこいい

などという言葉が多くあげられます。

黒で表される気持ちは、どんなものがあるでしょうか。


「黒い感情」「黒歴史」などと言われ、
ネガティブなイメージもありますが・・・

黒は白と同様に「無彩色」

無彩色の中でも、最も暗い色が黒
全ての光を吸収してしまう色でもあります。

ひとつひとつの感情に彩りがあるとするならば
暗闇の中で光を失い、心が沈黙をした状態といえます。

喪服に黒をまとうのは、そんな心を表しているのですね。

黒い服を「無難」だからと選ぶ人もいます。
感情を出したくない、クールに見せたいという気持ちの表れかも。

気づけばワードロープが黒ばかり・・・という人もいるのではないでしょうか。

一方、お祝い事の席でも黒い服を着ることがあります。
ブラックフォーマルですね。
厳粛な、これも感情を抑えたイメージです。


また、色の中で最も重い色でもある黒。
心が黒い石のように重く硬くなった気持ちとも。


黒で表される気持ちは、
なにものにも動かされない強い思いともいえます。


※一般的な色彩心理のほんの一部のお話です。感じ方には個人差があります。

黒から影響される心理

感情の起伏が感じられないので、集中したい時は彩りのない世界に。

白地に黒の墨の世界は、感情を抑制したい時におすすめです。


逆に、水墨画は彩りがないからこそ
鑑賞する者の心次第で、いろいろな色を魅せてくれるものでもあります。



また、黒は他の色を引き立てて魅力を引き出してくれる色でもあります。

暗い黒い闇があるからこそ、明るい光の存在がわかるという効果もあります。

闇の中の光

全てを包み込んで隠してくれるあたたかさを感じることも。


あなたが黒を手に取りたくなるのは、どんな時でしょうか。


※一般的な色彩心理のほんの一部のお話です。感じ方には個人差があります。