橙色で表現される心理
橙色は、好きですか?
オレンジ色とも、よばれています。
「橙」も「オレンジ」も柑橘類。
日本でも、海外でも、同じ柑橘系の名前を当てているのが、面白いですね。
いわゆる「ビタミンカラー」の代表色。
橙色って、どんな色なのでしょうか?
橙色からイメージされることは?と学生さんに聞いてみると
◎元気
◎あたたかい
◎明るい
◎おいしい♪
◎太陽
などというワードがよく出てきます。
黄色と赤の間の色である、橙色。
黄色と赤を混ぜることでできる色でもあります。
橙をイメージカラーにしているキャラクターを思い浮かべてみてください。
ドラえもんのジャイアン。
ドラゴンボールの悟空達。
アンパンマンのドキンちゃん。
これらのキャラクターに共通してるのは、
とにかく「元気」ということ。
赤の激しさと黄色の陽気さと
両方を兼ね備えたイメージが、元気につながるのですね。
自分が元気な時や、元気になりたい時に、手にしたくなる色です。
橙色から受ける影響
では、橙色を見た時、あなたはどんな印象を受けますか?
暖色系の代表色ともいえる橙色は、
明るくても暗くても、鮮やかでも、鮮やかでなくても
やはり、感じられるのはあたたかさ。
赤ほど熱くなく、「ぬくもり」を感じる色です。
照明の「電球色」と言われる色は、橙色の暖色系の光。
実際に、白熱電球の時代には電球が熱を発していたので
そばに寄るとあたたかかったですね。
夜、窓から漏れるあたたかな光を目にすると
ほっと心が休まります。
リラックスする効果もあるので、
寝る前には暖色系の灯りにすると、眠りに入りやすくなりますよ。
橙色が明るくなったペールオレンジは、
日本ではスキンカラーの代表色。
肌を感じる色でもあります。
人のぬくもりを感じたくなる今
求められる色かもしれませんね。
※一般的な色彩心理のお話です。感じ方には個人差があります。